自社で設計したより清潔で
効率的な新工場

3つのポイント

  • ファン室

    ① 清掃しやすく汚れにくい

    高速回転で清掃がしづらい集塵設備や空気輸送設備等を小麦粉の製造場所から外し、 徹底的に区分けする事により、衛生的かつ安全に清掃が行き届く環境にこだわりました。

  • 給気室

    ② きれいな空気を工場へ

    最上階から埃の少ない空気を防鳥、防虫網を通し、 またミストを噴霧する事により埃の侵入を低減、 フィルターを通してから工場内へ空気を入れ込みます。
    また井水熱交換器の採用により夏は外気温より低く、 冬は少し暖かな新鮮できれいな空気で安心安全な製品作り、 生産性・品質の向上を目指しています。

  • サイクロン室

    ③ 国産小麦製粉ライン

    プラント会社を入れず、社長をはじめ自分達で設計を行い、機械メーカー様等のご協力を経て国産小麦に特化した工場を作り上げました。
    間取り・機器の配置・配管の並び等、徹底的に拘り抜いた仕様となっています。

  • 不要なものを取り除く精選
  • 精選(せいせん)

    工場に搬入した小麦は、最初からきれいな状態ではありません。
    製粉が可能になるように、工場内でワラやゴミなどの不要なものを取り除く作業を行います。
    これを行うことで、異物を除去し、純度の高い小麦を製粉することができます。

  • 小麦に水をかけて1~2晩寝かせる調質
  • 調質(ちょうしつ)

    調質とは、小麦に水をかけて1~2晩寝かせることで、小麦に水をしみ込ませる工程です。
    これは、次の挽砕の工程で小麦を砕く際に、製粉をしやすくする工程です。
    水分を吸わせることで、表皮が粉々になることを防ぎ、小麦粉に表皮が混入することを最小限に抑える効果があります。

  • 小麦を粉にしていく挽砕
  • 挽砕(ばんさい)

    製粉のメイン工程でもある挽砕作業は、実際に小麦を粉にしていく工程です。
    ロール機という機械で胚乳部を砕き、細かく粉にしていきます。

  • ふるい分け・純化
  • ふるい分け・純化

    挽砕を終えた小麦を粒度別にふるいにかけ、それぞれの等級に分類する作業を行います。
    また、ふるい分けを行っても、どうしても胚乳部に小麦の表皮が残ってしまうことがあるため、純化という作業を行い、これを取り除きます。

  • パッキング
  • パッキング

    ふるい分け・純化を終え出来上がった製品を、再度、ふるいを通してからパッキング(袋詰め)をしていきます。
    最終的にすべての検査を終えたら、商品として出荷をします。